米SECはネイキッド・ショート・セリングに対し、期間限定ではあるものの規制をいれると発表しました。ネイキッドショートセリング とは、空売りするにあたり、現物株を確保できていないものかかわらず、空売りすることです。
特に市場で問題になっているのは、「あの金融機関が危ないらしい」と、空売りをふった筋が噂を流し、株価を急落させるパターン です。根拠なき噂としてリーマンブラザーズがターゲットになったことがありました。
そのため、50程度のヘッジファンドなどに対し、召喚状も送りつけ、いわば牽制をした結果、業界が萎縮、ダーティーな空売りがお さまったことから金融機関の株が急反発、ファニーメイをはじめ、フレディマック、シティなど、金融銘柄が大幅上昇しました。
ネイキッド・ショート・セリング自体に、どれくらいの効果があるかは不明確。しかし、確度が高いのは、本件により、悪質な空売り に対し「やめろ」と牽制することはできたといえるでしょう。ちょっとしたアメリカ政府の市場介入ともいえます。今後、噂による不可 解な売り崩しは「アメリカにおいては」減少しそうです。(日本ではみずほFGなどごく一部も本規制の対象)