過去のレポート:7月13日 住宅金融大手破綻だが

米政府系住宅金融機関ファニーメイ、フレディマックがゆれており、同社への不安が全体の株価を押し下げました。両社が保有・ 保証するローン残高は500兆円程度あり、あまりに規模が多すぎて潰せない金融機関になります。
アメリカ政府はすぐには公的資金を注入しないものの、選択肢にはいざとなれば入るようで、現状、本件による心配は出ていません。
そのような中、以前に問題となったカントリーワイドフィナンシャルが設立した住宅金融大手インディマックが昨日引け後に破綻しました。これは過去3番目の大型金融破綻。既にアナリストからは目標株価0というレポートがでており、つぶれてもサプライズは ありませんが、某上院議員が同社の危機をとなえたため、引き出しが加速、流動性危機により潰れました。
今後、地銀レベルは破綻していく可能性もまだ残っています。しかし、しかしです。アフターマーケットでインディマックの株価が暴 落しているものの、シティやモルガンスタンレーの株価は上昇しています。つまり、今の株価はかなり悪材料を織り込んでいるとい えるでしょう。これだけの破綻がおきて、シティの株価が上昇ということは悪材料織り込み具合がうかがえる結果となっています。
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