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過去のレポート:6月1日 新たな風

今週は日本市場に新たな風が吹きました。
アデランスの株主総会が開催され、現経営陣7人がスティールパートナーズなど投資家の議決権により再任を拒否されました。拒否の理由は経営状態が悪化していること、経営資源を持ち合いに使うなど非効率であること。
この決定をうけて株式市場はプラスに働きました。左はその当日の株価の動きです。総会での決議が伝わり、株価は上昇しました。またこの翌営業日も大幅上昇しています。
日本市場はブルドックソースの件以来、外国人排除、持合の流れが加速していました。そして企業は買収されないような条項を盛り込み・・・いいかえれば、上場しているにもかかわらず、経営に口出すやつは買うなよ、と突きつけたのです。
ならば投資家が日本市場から去っていく・・・そんな悲しい状況がありました。
それを今回、めげずにハゲタカと罵倒されたスティールパートナーズは突破口を開いてくれました。
このようなことが増えれば、外国人投資家を再度呼び戻すことが可能になり、株価も水準に切り上げが期待されます。
しかし、逆にこれをみて持合を強化するようならば、一層、日本離れが進みます。
どちらにすすむかの分かれ道にきていますが、まずは新たな風が吹き始めたという認識はもってよいでしょう。

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