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過去のレポート:6月8日 モノライン問題再燃



ムーディーズがモノライン最大手のMBIAとアムバックを格下げ見通しで検討していると報道され、市場に大きく影を落としました。
モノラインについては何度がご説明してきましたが、ここで再度ご説明すると、地方債などを保証し、その代わりに保証料を受け取るビジネスモデルです。上記表にあるように、例えばMBIAが保証にはいることにより、シングルAだったものがトリプルAに変身し、結果、発光体である「市」は、MBIAに保証料を支払ったとしても、格付けの向上で調達コストが下がる仕組みになっています。
しかし、証券化商品にものりだしたモノライン企業は、証券化商品の毀損によって窮地にたたされ、トリプルAの格付けが危うくなっています。普通に考えれば、今の状態でよくトリプルAでいられるなと思いますが・・・。
仮にMBIAが格下げとなれば、保証先の格付けも自動的に下がります。例えばMBIAがダブルAならば、保証先の債権を保証によりダブルAからトリプルAにさせることはできません。
ですので、格下げされれば保証先の商品、特に証券化商品の毀損が一層進み、金融機関にさらなるダメージを与え、信用収縮がさらにすすむため、懸念されています。
ムーディーズが本当に格下げするのかが注目されます。

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