下は「緑:NYダウ平均」「赤:シティグループ」「青:ベア・スターンズ」の合成グラフになります。
ベア・スターンズが実質破綻価格で買収が発表されたのは記憶に新しいところです。その発表は急遽行われ、日本の市場が開く少し前、つまりアジアマーケットが混乱に陥らないよう、配慮させたほどのビッグニュースでした。
ベア・スターンズは、つい先日まで手元に2兆円近い現金がありました。それが1日で枯渇してしまい、FRBもなりふりかまわず救済しにいきました。
これが日銀総裁を空席にしてしまう日本だったらと考えると恐ろしいですね。日本は馬鹿げた状態にいます。
過去を振り返ると、LTCM危機の時はFRBは資金の仲介をしただけでした。今回のベア・スターンズの件ではNY連銀が資金供給に動くというLTCM時以上の対応だったのです。アメリカは素晴らしい対応をしたといえます。
そしてマーケットはベアスターンズが暴落する中、シティなど金融機関も含め、まあ少し下げたかなぐらいでその危機を乗り越えました。日本では危機であったことさえあんまり認識されませんが・・・。
しかし、これで確認できたことがあります。危機的状況になればFRBが動く。または公的資金の投下が期待される。そしてマーケットはこの危機レベルを受け流すことのできる株価水準まで既に悪材料を織り込んでいる。
よって、そう、既に一つの転機をこえていると考えていいでしょう。ただ来週はドレッシングの買いの反動が
焦点でしょうけど。